※こちらの話は創作物であり、登場する名称等は実在するものとは一切関係ありません。その点をご了承頂ける方のみ、ご覧下さい。
クリックで更新の励みになります!

にほんブログ村
艦の話だからどうかなぁと不安だったのですが、いつもお付き合い下さってありがとうございます(o^∇^o)ノ
しかし、場は微妙な雰囲気である。
アメリカは堂々と会場の中央で大きな声で喋っていたし、フランスやイタリアも混ざっているので賑やかだ。
#5
会場には、各国の代表艦が集まっていた。
立食パーティーのように、シャンパンが少しと食事が並んでいる。
気楽にお喋りを楽しんで欲しいという配慮から、日本側が用意した物だった。
しかし、場は微妙な雰囲気である。
アメリカは堂々と会場の中央で大きな声で喋っていたし、フランスやイタリアも混ざっているので賑やかだ。
ドイツは窓際で何とも言えぬ顔をしていたし、イギリスは遠巻きに全てを見ているようだった。
お互いに何か含む所がある訳ではないだろうが、性格の所為でそう分かれてしまっているのだろう。
「……アメリカはうるさくて敵わん」
と、イギリスは溜め息をついているが、ラテン系のフランスとイタリアは楽しそうにアメリカと盛り上がっている。
「戦勝国は、楽しかろうな」
ドイツがそう言うと、イギリスから眉をひそめられる。
「この場に、そういう話を持ち込むことは関心出来んな」
「仕方なかろう。少なくとも、アイツらは我々に対して何も思っていない等と言うことはありえんからな」
ちら、と賑やかな連中を睨み付ける。
「まあ、それはそうかも知れんが。少しは日本の立場ってもんを考えて、喧嘩など起こさんでくれよ。こちとら、折角第二の人生ってモンを楽しもうと思っているのだからな」
イギリスはそう言って、わざとらしく大きな溜息をついた。
(我々を必要として召喚してくれた提督には恩義を感じているが、果たしてやっていけるのだろうか?)
ピリピリした雰囲気は、仕方の無いことだった。
彼らとて、一生懸命に戦ってきたのだから。
「お待たせしました」
そんな時、会場に響いたのは改大和の声。
扉が大きく開かれ、皆の視線がその中央に集まった。
大和の登場である。
<つづく>
クリックで更新の励みになります!
にほんブログ村
艦の話だからどうかなぁと不安だったのですが、いつもお付き合い下さってありがとうございます(o^∇^o)ノ
